皆さんはギーをご存知ですか?
ギーとは、インドを中心とした南アジアで古くから食用として用いられてきたバターの一種です。
最近では、スーパーやオンラインでよく見かけるようになり嬉しく思います。
なぜなら、ギーを食生活に取り入れることは、僕たちの食生活に間違いなくプラスになるからです。
しかし、ここで疑問に思った方も多いはず。
「バターとギー、なんとなく似ているけれど…どちらがより体に良いの?」
今回は、この皆さんの疑問に答えていきたいと思います。
実は、両方とも、毎日の食生活に積極的に取り入れるべき非常に健康的な食品と言えます。
ただし、どちらの場合も常にオーガニックであること、できればグラスフェッドのものを選びましょう。
従来の乳製品は、抗生物質と有害なホルモンで汚染してしまっているので注意しましょう。
Certified Organic(オーガニック認証)という表示があるものは、そのような抗生物質とホルモンが使用されていないことが保証されているので安全です。
さらに、穀物ではなく牧草を食べる牛は、より健康的であり、カロチンなどの重要な栄養素を豊富に含む牛乳を作ります。
これがまさにグラスフェッドバターが一般的なバターより黄色い理由です。 (注意:マーガリンの黄色の色に騙されてはいけません。それは合成着色料により色づけされたもの。その証拠に、マーガリンの元々の色は灰色です。)
バターとギーはどちらもビタミンAの優れた供給源です。(真のビタミンAは、動物性食品にのみ存在し、植物性食品には存在しません。)
さらに、バターとギーの両方とも、非常に重要な栄養素である「酪酸」の最も優れた供給源でもあります。
酪酸とは、大腸の健康的なマイクロバイオーム(微生物の生態系)に大きく影響する短鎖脂肪酸です。
健康的な腸内細菌は、酪酸が大好き。
腸内の善玉菌は、酪酸を大好物のエネルギー源として働いているのです。
それだけではありません。
酪酸は、過敏性腸症候群(IBS)を患っている人に有益に働くことが分かっています。
▼参考リンク
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4027835/
さらに、酪酸は慢性的な便秘の改善にも効果的だと言われています。
▼参考リンク
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4027827/
なんとなく似ているバターとギーですが、それぞれ異なる成分、性質があります。
この違いにより、バターとギーそれぞれの酪酸の含有量に差が生まれます。
2つの違いを知った上で、どちらがよりあなたの食生活に向いているのか判断してみてください。
まず、
バターは、脂肪酸、水、そして少量のミネラルとアミノ酸からなる固体でできています。
一方、
ギーは、100%脂肪酸でできていて、水分と固形分を一切含みません。
実際に、ギーはすべての水が蒸発するまで、バターを加熱して作られます。
水がすべて蒸発した後、さらに固体を除去するために、布を通してろ過されます。
よって、ギーは水分を含まない分、バターよりも長期の保存が可能です。
また、固形分も含まないことから、バターよりも高い発煙点を持ちます。(固形分は脂肪酸より先に燃える特性があります)
さらに、ギーは言ってしまえば「濃縮バター」のようなもの。
なので、バターよりも多くの酪酸を含んでいます。
最後に、
バターとギーを買うときは、無塩のものをオススメします。
せっかく健康なものを買うのであれば、それに含まれる塩についてもしっかりと把握するべきではないでしょうか?
塩に関しては、常にきれいな海から採れたグレーまたは白色の海塩を使用してください。
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