「奇跡」は本当に存在すると思いますか?
僕の答えはイエス。
僕は、人体こそ、奇跡だと思うのです。
僕たちの体内では、奇跡的なことが日々たくさん起こっています。
その一つとして言えるのが、僕たちの体は自ら、損傷した細胞を修復するために、特定の抗酸化物質を作り出しているということ。
その抗酸化物質の中でも最も強力と言われているのがグルタチオンです。
グルタチオンについて、より理解を深めたい人は、こちらの素晴らしい研究を読んでみてください。
▼参考記事
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3549305/
グルタチオンがサプリメントとして店頭で売られているのを目にしたことがある方もいるかもしれません。
しかし、残念ながらこれらのサプリメントは、まったく価値がありません。
なぜなら、グルタチオンは、体外から摂取しても体内で吸収することができないからです。
つまり、僕たちは、自らの体で、グルタチオンをたくさん作る必要があるのです。
しかし、多くの身体機能(ホルモンバランスなど)と同様に、グルタチオンの生産は、年齢とともに減少します。
また、不健康な食事やストレスなどもその生産を減少させると言われています。
そんな中、最近の科学的研究で嬉しい発見がありました。
グルタチオンの生産性を高めるNr f2という体内タンパク質の一種が見つかったのです。
さらに、このNrf2は、グルタチオンのみならず、他の有用な体内の抗酸化物質の生産までも加速させる働きがあることが分かりました。
まさに、Nrf2は、細胞の抗酸化作用を活性化させる中心的な役割を担っているのです。
つまり、Nrf2を増加させることは、さまざまな病気に対する僕たちの抵抗力に大きな影響を与えるのです。
また、Nrf2は、アンチエイジングにおいても大きな役割を果たします。
▼参考記事
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5658327/
日々の食事は、Nrf2の働きにとってとても重要です。
つまり、特定の食品、より具体的には、特定の食品に含まれる栄養素が、Nrf2の働きを活性化するのです。
このブログのタイトルから、もう予想はつくかと思いますが、その栄養素の一つが、先週お話ししたスルフォラファンなのです。
あくまで試験管内での研究ですが、アンチエイジングに効果がある栄養素としてのスルフォラファンの有望性が、2017年の以下の研究において示されています。
さらに、スルフォラファンとNrf2に関するこの研究は、特に米を食べる人にとって嬉しいニュースでしょう。
以前Blog034で、米(特に玄米)は環境による毒素やヒ素を含んでいると書きました。
ヒ素は非常に危険です。
この研究結果により、ヒ素中毒から身を守る方法として、スルフォラファンを豊富に含む食事が非常に有効であることが証明されたのです。
▼参考記事
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0014579306002316
来週は、引き続きNrf2の働きを活性化するさまざまな食品を見ていきましょう。
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