前回のグラスフェッドバターについて書いたブログを読んだ方から、とても素晴らしい質問をいただきました。
「チーズも、牧草で飼育された牛のミルクからできたものであるべきでしょうか?」
という質問です。
その答えは「イエス」です。
グラスフェッドチーズは、穀物飼育された牛のミルクからできたチーズよりも間違いなく安全で栄養価が高くなります。
しかし、グラスフェッドという理由だけでは、チーズが「健康に良い」と主張するには不十分です。
それよりも重要なことは、『チーズが低温殺菌された牛乳から作られたのか、または生乳から作られたのか』を評価することです。
僕は生乳から作られたチーズだけをおすすめします。
そもそも、ほとんどの伝統的なチーズは、常に生乳から作られていました。
牛乳は低温殺菌されると、乳タンパク質を完全に消化するために必要な、非常に重要な酵素が破壊されてしまいます。
この酵素がないと、チーズは体内で消化ストレスや炎症を引き起こす可能性があります。
チーズは乳製品の中でもタンパク質が豊富なので、低温殺菌の問題は無視できません。(一方でバターは、タンパク質含有量が非常に低いため、低温殺菌については特に心配する必要はありません。ただし、チーズと同じくタンパク質含有量が高い他の乳製品、牛乳とヨーグルトは注意が必要です。)
残念ながら、低温殺菌されていない生乳から作られたチーズを、ヨーロッパ以外で手に入れることはまだ難しいのが現状です。
ただし、市場やオンラインで注意深く探してみると、見つからないこともありません。
最もよく目にする低温殺菌されていないチーズの種類は、カマンベール(またはブリー)です。
パッケージには「生乳」を意味する「Lait Cru」というフランス語の単語が表示されているものもあります。
すべてのチーズはタンパク質の優れた供給源であり、カルシウムや亜鉛、ビタミンA、およびビタミンB12も含まれています。
グラスフェッドチーズの場合は、CLA(共役リノール酸)といくらかのオメガ3も含みます。
さらに、カマンベールには別の重要なビタミンであるビタミンK2が多く含まれています。
骨の健康と心血管の健康の両方に重要なこのビタミンの詳細については、以前のブログ BLOG027をご覧ください。
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