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今日は隔離生活最後の一日です。
明日で14日間の隔離生活を終え、2回のPCRテスト（3日目と11日目にテスト済み）で陰性の結果が出たので、ようやく家に帰ることができます。
この14日間、なんとか正気を失うことなく生き延びることができました！
こうして、実際にニュージーランドでのコロナの検疫措置を体験してみて、ニュージーランドは、比較的しっかりと対応できているなという印象を持ちました。
もちろん、問題はあります。
特に快適さに関して言えば、不満なことはいくつもありました。
しかしながら、すべてのスタッフの非常に親切な対応には、感謝の言葉しかありません。
人の優しさは、確かに、ストレスや不満を和らげることにつながるのだと実感しました。
それはさておき、改善点についてお話しさせてください。
何事にも、改善の余地が必ずあります。
ではさっそく、隔離生活で提供された食べ物の改善点から見ていきましょう。
以下に載せた僕の朝食の写真をご覧ください。
これらは決して、特別なメニューなどではなく、通常のメニューです。
まさに、糖質！糖質！糖質のオンパレード！
いやいや、この隔離生活の目的は、僕たちが安全で健康な生活を送ることのはずですよね？
結局、どこの国でも同じように「健康政策」の責任者たちは、正しい栄養学の知識は愚か、栄養が免疫と人間の健康において重要な役割を果たすということについて、全くの無知なんですね。
ほとんどすべての政府が「正しい食生活」の重要性を公言しているにもかかわらず、実際にこれを実践する方法について良識のある政府はどこにも存在しません。
いずれにせよ、写真の食べ物はすべてジャンクフードです。
もちろん、オレンジジュースもその仲間に入ります。
実際に、100％オレンジジュースの約8.5％は糖質です。リンゴジュースの糖質含有量は、それを上回る9.5％です。（糖度が最も高いジュースは、100％グレープジュース（糖質14％以上）。また、ザクロジュースやクランベリージュースも例外ではなく、ほとんどの場合、糖類が添加されているので注意しましょう。どちらも12％以上の糖質が含まれています。）
2019年5月に発行された「Journal of the American Medical Association」の記事では、フルーツジュースは、甘い炭酸飲料を飲むよりもはるかに健康に悪いという研究結果について書かれています。
▶︎記事を読む
また、フルクトース（果糖）の摂取が、グルコース（ブドウ糖）の豊富な食品の摂取よりも、インスリン抵抗性のリスクを高めることが、さまざまな研究で分かっています。
こちらはそれら研究の1例です▶︎リンク
ブログでも以前書いたように、フルクトースがグルコースよりも人間の健康に害を及ぼすということは変わらぬ事実です。（※グルコースの豊富な食品が良いという意味ではありません。）
▶︎BLOG 020: 「フルクトース（果糖）」の真実
言うまでもありませんが、この焼いたバナナといちごジャムがのったパンケーキは、まさに、最悪の一日をスタートさせる代表的な朝食と言えるでしょう。
これに、一杯のコーヒーを加えるとどうなるでしょうか。
まず、過剰な糖質の摂取は、心臓血管系内の炎症を増加させるAGEs（終末糖化産物）を生成します。
また、過剰に摂取された糖質は、トリグリセリド（中性脂肪）に変換され、血液をドロドロにさせ、肝臓にストレスを与える原因となります。
さらに、コーヒーに含まれるカフェインは、摂り過ぎた糖質のトリグリセリドへの変換を促進させる効果があるのです。
まさに、最悪な組み合わせというわけです。
シリアルはどうでしょう？
はい、もちろん糖質まみれのジャンクフードです。
さらに、その成分の多くは、GMO（遺伝子組み換え）と残留農薬レベルの高い穀物からできていることがほとんどです。
有機シリアルやグラノーラだったら大丈夫？
そんなはずはありません。
糖質だらけという事実には変わりありませんよね。
健康とは、体に糖質を注入することでしょうか？
いや、これは健康という概念に、完全に反しています。
糖質の多い食品を大幅に減らすという簡単な食事の改善策に加えて、僕が提案したいのは、隔離生活の実施場所についてです。
特にストレスのかかる時期だからこそ、隔離生活で、自然の緑を眺めることができるかどうかはとても重要なことだと思います。
ニュージーランドは、自然環境を誇る国にもかかわらず、僕の隔離部屋から見える景色が、コンクリートの駐車場と高速道路であったことは皮肉な事実です。
自然景観がストレスとうつ病のリスクを減らすのに効果的であるということは、多くの研究によって証明されています。
▶︎リンク
さらに、自殺のリスクを下げることも分かっています。
▶︎リンク
健康はシンプルかつ自然な方法で手に入れることができます。
僕たち人間が「真の健康は、自然環境に触れることや、低糖質な食事、つまり生の葉野菜や健康的な脂質、適切なタンパク質を豊富に含むバランスの良い食事から生まれる」と理解する日は、果たしていつになるのでしょうか？
幸いなことに、僕たちは政府の官僚たちが賢くなるのを待っている必要はありません。
自由な社会の一市民として、自らの意思で生活習慣を変えていくことができるのですから。
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