僕が開発した食事法「オーガストメソッド」には、6つの基本原則があります。
これらの6つの推奨事項を作成するときに、僕が意識的に努力したことがあります。
それは、否定的な表現ではなく、肯定的で、皆さんの励みになる表現を使用することです。
例えば、6つの原則のうちのひとつを挙げると「より多くの抗酸化物質を摂取する」があります。
ただし、これら6つの推薦事項の中に唯一、否定的な表現でしか表せられないものがあります。
それが「糖質はあなたの敵」です。
※6つの基本原則についての詳しい内容は、過去のブログを参照ください。
この前提を裏付ける、ごく最近（2022年4月）に公開された研究があります。
こちらの研究では、アルツハイマー病で死亡した5人と他の理由で死亡した5人の脳組織を調べました。
すると、亡くなった5人のアルツハイマー病患者の脳組織において、2倍の量の糖タンパク質が発見されました。
糖鎖と呼ばれる糖が鎖のように連なったタンパク質は、通常人間の脳で見られるものですが、過剰な糖鎖は、脳内に有毒な環境を作り出し脳に蓄積する老廃物を浄化する、脳の通常のメカニズムを妨害します。
▶︎参考資料
残念ながらこちらの研究では、アルツハイマー病の患者の脳内で見られた過剰な糖鎖と食生活の関連性を調べるまでに至っていません。
したがって、脳組織になぜこれほどまでに過剰な糖が存在したのか、その原因を解明する必要があります。
また、この研究の結果をアルツハイマー病を引き起こし悪化させる原因として、食生活における過剰な糖の摂取を示した研究と関連付けることもできます。
実際に、アルツハイマー病は現在「3型糖尿病」と呼ばれることがよくあります。
結論として、毎日の糖質摂取量を減らすことは、より健康的でより若々しい未来に向けたより賢明な選択肢と言えるでしょう。
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