オゼンピックとウェゴビーは現在、世界中で最も話題になっている薬です。
どちらの薬も、製造元である製薬会社、ノボノルディスクファーマ（特許成分セマグルチドを保有）に富をもたらしました。
実際に、過去数年間の売上げは非常に堅調で、ノボ社はつい最近、LVMHを抜いてヨーロッパで最も価値のある上場企業となっています。
セマグルチドと、その最初の商標薬品であるオゼンピックは、当初は糖尿病の治療薬として承認されましたが、現在では減量薬としてよりよく知られています。
その減量効果に関しては否定できませんが、果たしてその安全性は確かなのでしょうか？
薬の合法的な承認から一般的な使用に至るまでの間には、薬の危険な副作用が知られるまでに、しばしば2年〜3年かかります。
この問題は過去に何度も起こっており、その中には減量に非常に効果的だった薬も含まれています。
実際に、1990年代に減量薬として非常に人気があったフェンフェンは、医療界の多くから強く推奨されていました。
しかし、最終的には何千人もの人々が心不全や死亡などの取り返しのつかない被害を受け、禁止される結果となりました。
残念ながら、僕の友人の妻も、その被害者の一人でした。
オゼンピックとウェゴビーも同様に、悲しい結果を引き起こすことになるのでしょうか？
実際、最近（10月5日）発表された権威ある米国医師会雑誌『Journal of American Medical Association（JAMA）』の科学的研究は、これらの薬の使用を検討している人々を驚かせるでしょう。
こちらの研究は、これらの薬が膵炎、ガストロペアレシス、および腸閉塞などのいくつかの重大な胃腸疾患のリスクを増加させることを明確に述べています。
▶︎Journal of American Medical Association（JAMA）
減量のための最も安全な方法は、筋肉と骨密度を保ちながら体脂肪を自然に減らす健康的な食事療法を採用することです。
これは安全であるだけではなく、生涯を通して持続可能と言えます。
この食事法に関する重要なポイントは、以前のブログ記事で詳しく説明していますので、ぜひご参照ください。
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