「カルシウムのサプリメントは危険」と前回のブログでお話しました。
今回は、カルシウムのサプリメントがなぜ人間の健康に悪影響なのかを具体的にお話ししていくとともに、骨粗しょう症の予防法についても皆さんにお伝えしていきたいと思います。
カルシウムのサプリメントがなぜ危険なのかというと、胃酸を薄めてしまうから。
皆さんもご存知のとおり、胃酸には食べたものを消化するとても重要な役割があります。
特に、タンパク質はきちんと消化されないと、体内でアミノ酸として吸収することができません。
仮にタンパク質を毎食理想的な量(100g程度)食べたとしても、吸収されなければ栄養失調になりかねません。
さらに、消化できなかったタンパク質は、大腸で腐敗が進みます。
そうなれば、腸内の悪玉菌が増加し、同時に善玉菌が減っていくので腸内環境は悪化、、、
そうなれば、善玉菌をうたい文句にしたヨーグルトがたくさん売れるわけです。
もちろん、プロバイオティクス(善玉菌)は身体にいいものなのですが、実は必須ではないのです。(善玉菌についてや、ヨーグルトを摂るべきでない理由については次回以降のブログで詳しくお伝えします)
胃酸の話に戻ります。
胃酸は人間の健康にとって、とても重要だということを覚えておきましょう。
プロトンポンプ阻害薬(胃液の分泌を抑制する薬)を使っている方は、薬をやめていただいて大丈夫です。
薬ではなく、正しい食生活に切り替えるだけで、健康状態を早く効果的に回復することができますよ。
カルシウムについてですが「牛乳やヨーグルト、カルシウムのサプリメントをやめてください」と言うと、カルシウム不足による骨の健康を心配する方がほとんどだと思います。
もう一度言いますが、心配しなくても大丈夫。
それらの代わりに、ベビーリーフやブロッコリーなどのカルシウムを豊富に含む緑の野菜を摂ればいいのです。
しかし、骨粗しょう症の本当の原因はカルシウム不足ではなく、他にあるのではないか、と僕は思うのです。(だからといって、カルシウムを摂らなくていいのではありません。カルシウムは必須栄養素としてとても重要です。)
僕は、骨を弱くする大きな原因は、現代人の食生活=酸性に偏った食事にあると考えます。
健康にいい卵やサーモンを含め、僕たちが食べるほとんどの食品は酸性です。
さらに、多くの加工食品に含まれる添加物や化学調味料、農薬などは、過度の酸性です。
酸性に偏った食事は、血液中のpH値に影響します。
最適なpH値は7.35 〜7.45。
pH値を7.35〜7.45に保つことは健康を保つ上でとても重要なのですが、酸性の食品ばかり食べているとpH値が酸性に傾いてしまいます。
pH値は、食後1時間程度で変動します。
なので、すかさず脳はpHを保つために、アルカリ性の物質を探し始めます。
食事にアルカリ性食品がないと、脳は仕方なく体内にあるアルカリ性物質を使うしかありません。
それが、あなたの骨のカルシウムなのです。
つまりpH値を正常に保つために、あなたの骨のカルシウムが犠牲になるのです。
では、この負の連鎖から抜けだすにはどうしたらいいのでしょうか?
答えは簡単!アルカリ性の食品を一緒に摂ればいいのです。
生の濃い緑の葉野菜は、食品の中ではダントツの高アルカリ性食品。
海塩(アルカリ性)とオリーブオイル(アルカリ性)をかけた、生の葉野菜サラダを毎食の食事に加えるだけで、pH値を最適に保つことができます。
もう骨を犠牲にするのはやめましょう。
もし、サラダを食べることが難しいときは、乾燥させた青汁パウダーがオススメです。
最近ではよく見かけますよね。
低温乾燥させた無農薬なものを選ぶようにしましょう。
また果物を多く含むものは避けてください。なぜなら、ほとんどの果物は酸性だからです。
僕はもちろんベジパワープラスを選びます。
954種類の環境汚染物質テストをクリアした青汁は、おそらく世界でベジパワープラスだけでしょう。
間違いなく日本では一番クリーンな青汁だと自負しています!!
▼ベジパワープラス
https://pureshop.jp/vegepowerplus-lp/
来週は、必須栄養素の一つ「ビタミン」についてお話していきます。
次回もお楽しみに。