BLOG 087: 健康に良い植物油の正しい選び方 part 2 

BLOG 087: 健康に良い植物油の正しい選び方 part 2  820 312 オーガスト

さて、今回のブログは先週の記事の続きです。
来週のパート3まであるのでお見逃しなく。

《健康に良い植物油を選ぶためのポイント》…続き
4.オーガニック:
多くの農薬は油性の化学物質であることをご存知でしたか?
その理由は、雨が降ったり、植物に水をやったりしても、簡単に洗い流されないためです。
これはまた、それら油性の農薬がオイルの生産過程において、天然のオイルと一緒に抽出されることを意味します。
このような理由から、オーガニックまたは無農薬の原材料から作られる油のみを購入するようにしましょう。
そして言うまでもなく、GMO(遺伝子組み換え作物)を使用したものもNGです。(GMOは、コーンオイルや大豆油などのサラダオイルの成分としては非常に一般的です。)

5.圧搾方法:
コールドプレス製法(低温圧搾法)…この方法だけが、ヘルシーな天然植物油を製造する上での条件を満たしていると言えます。
低温圧搾法とは、ただ「熱を加えない」だけではありません。
化学溶剤を使用していないのも、その利点の一つです。
ヘキサンは、特に種子や豆類の油を抽出する際に一般的に使用される危険な溶剤です。
たとえ「オーガニック・有機」と表示された油であっても、ヘキサンが使用されている場合があります。(この場合のオーガニック表示というのは、使用された種子または豆類がオーガニックであることだけを意味しています。)

 ヘキサンによる溶媒抽出法で一般的に製造されるいくつかのオイル製品を以下にあげておきます。
※コールドプレスと表示されていない場合に限る

ピーナッツ油
大豆油
菜種油
キャノーラ油
グレープシードオイル
米油

目安としては、原材料が非常に小さいもの(ブドウの種子など)、または非常に乾燥しているもの(大豆など)には、ヘキサンが使用されていることが多いです。
なぜなら、結局のところ生産者側からすると、低温圧搾法ではブドウのような小さな種子から多くの油を抽出することはできません。
そのため無益な努力はしたくないのでしょう。(※ゴマも非常に小さい部類に入りますが、油分が多いため例外となります。)

圧搾法に関するもう一つの重要な点は、
「収穫されてから(米ぬかの場合は籾摺りから)どのくらい早く圧搾されたのか」です。
収穫されてから時間が経てば経つほど、酸化のリスクが高まります。

また時間とともに、いくつかの重要な栄養素、特に抗酸化物質が失われる可能性があるためです。
これはまさに米油の場合に言えることです。
米ぬかには、独自の強力な抗酸化物質が含まれていますが、残念ながらこれらは寿命が非常に短いのが特徴です。
したがって、もみ米がトラックで、圧搾される工場に輸送されるまでに(近くにあるとは限りませんよね)圧搾後の油を酸化から守るための抗酸化物質は失われてしまいます。
つまり、瓶詰めされたオイルはすでに酸化していて、健康に悪い製品と化してしまうのです。

 

来週は、油選びで同じく重要なポイントとなる、パッケージング(製品の外装・容器)と輸送方法についてお話します。

さまざまな種類の食用油に関する、包括的かつ信頼できる本をお探しの方は、僕の本を参考にしてみてください。
▶︎「油を変えて頭も体も若返る!」(主婦と生活社)

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