僕がワークショップやセミナーでお話するトピックの中で、好きなトピックの1つが、「栄養と健康に関する一般的なアドバイスの3つの誤り」です。
これら3つの誤りは、僕たちが栄養に関する真の知識を得て、最良の食品を選択することを難しくします。
ここでは、それら3つの誤りの1つであるBMIについてお話ししていきます。
近年、BMIは栄養士やその他健康に関する専門家の間で、ますます議論の的となっています。
実際、アメリカの大手放送会社(CBS)は昨年、BMIの理論的根拠を疑問視する記事を発表しました。
▶︎参照記事
BMIがどのように計算されるかを注意深く分析する人にとって、人の健康状態を評価する際のBMIの欠点は明らかです。
BMIは、体重(kg)を身長(m)の2乗(身長×身長)で割った数値がBMI指数として計算されます。
ここで言う欠点とは、「体重の使用」にあります。
結局のところ、人の体重を構成するものは何でしょうか?
筋肉、脂肪、骨、水分などがありますよね。
「脂肪」以外はすべて密度が高く、したがってかなりの重量があります。
骨は密度が高く、体は十分に水分補給されていなければならず(1リットルの水の重さは1kg)、筋肉は脂肪よりもはるかに重いのです。
では、ラグビー選手やボディービルダーのようなアスリートを例にあげて考えてみましょう。
BMIを健康状態の指標として使用した場合、彼らのほとんどが「肥満」または「肥満に近い」と見なされます。
これは、多くのアスリートが平均的な人よりも、身長に対してより多くの筋肉量があるためです。
また、痩せている人は「理想的なBMI」である可能性がありますが、実際には筋肉量よりも体脂肪が多くなります。
筋肉量よりも体脂肪が多いことは、老化の加速やその他の潜在的な健康問題の原因の一つです。
最後に、BMIの発明者がこれを健康状態の尺度にすることを決して意図していなかったことを理解することは非常に重要です。
実際に、BMIは、元々BMIと呼ばれていたわけではありません。
元々は、発明者であるアドルフ・ケトレーにちなんで「ケトレー指数」と呼ばれていました。
ケトレーは19世紀のベルギーの数学者、及び統計学者ですから、ケトレー指数(BMI)の歴史は、かなり昔にまで遡ります。
彼は1830年代にこの公式を考案しました。
彼の意図は、この公式を使用して、都市の人口とその相対的な体の大きさを評価することでした。
したがって、これはアパレル業界にとって非常に有用であった可能性があります。
しかし、ここで重要なのは、彼は「これが健康状態の尺度であるとは決して述べなかった」ということです。
その後、1970年代に、有名なアメリカの栄養士であるアンセル・キースが、この式の名前をBody Mass Index(BMI)に変更しました。
彼は、これが肥満のために利用可能な最良の手段であると考えました。
しかし、アンセル・キースは、「食物脂肪が心臓病の主な原因である」と世界に納得させるためにデータを偽造した人物でもあります。
後に、ジャーナリストが、彼の嘘極まりない調査結果を「The Big Fat Surprise」という本で発表する2014年まで、世界は彼の嘘で固められた報告に気づきませんでした。
▶︎「The Big Fat Surprise」
皆さんは、このBMIの誤った基準に囚われ続けますか?
それとも、人体がどのように機能し、どの食品が人間の健康に最も役立つのかを真に理解するために、自分自身を解放しますか?
今こそ、真実を受け入れ、僕たち自身の未来をより良くするために行動すべきなのではないでしょうか。
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