僕のブログの読者の皆さんであればご存知かと思いますが、僕が健康的な食事に必要な食品として果物をお勧めすることはめったにありません。（唯一の例外はアボカド）
しかし、夏の厳しい暑さに負けない健康と元気を保つためには、追加の食品を考慮する必要があります。
そこで今回、夏にぴったりの果物で、一番のおすすめのスイカについて書いていきたいと思います。
スイカは優れた水分補給源です。スイカの91％～92％が水分です。
さらに重要なことは、スイカにはマグネシウム、カルシウム、カリウム、そして少量のナトリウムなどの電解質ミネラルが含まれていることです。
これらの電解質は、最適な水分補給に欠かせません。
特に夏場は絶え間なく発汗するため、これら極めて重要なミネラルは体から枯渇しがちです。
ただ水を飲むだけでは、体に最適な水分補給をすることはできないのです。
さらに、スイカにはリンというミネラルが含まれています。
このミネラルは、僕たちの細胞内で生成される自然エネルギーであるATP（アデノシン三リン酸）の生産に必要です。
また、スイカには特有のアミノ酸であるシトルリンも含まれています。 （シトルリンという名前は、スイカを意味するラテン語の Citrullus に由来します）
シトルリンについては、運動後の栄養素としての利点を示すいくつかの科学的研究があります。
これらの研究は、スイカに含まれるシトルリンが運動後の筋肉痛の軽減に役立つことを示しました。
▶︎参考リンク①
▶︎参考リンク②
▶︎参考リンク③
したがって、水分補給効果が高く、運動後の体にも有益であるという両方の科学的事実を組み合わせると、スイカはジムでのトレーニングの日やランニングの後食べるのに最適な果物と言えるでしょう。
スイカを夏に食べる利点が、もう一つの重要な栄養素にあります。
リコピンです。スイカにはトマトほどのリコピンは含まれていませんが、それでも、このカロテノイドの優れた供給源と言えます。
リコピンは、紫外線のダメージから体を保護してくれます。
つまりは、「内側からの日焼け止め」と考えることができます。
さらに、リコピンには抗発がん性作用があることも証明されており、前立腺がんに対して特に有力な証拠があります。
▶︎参考リンク
しかしながら、スイカの糖度はどうなのでしょうか？
果物が健康食品とみなされない理由は主に、糖分にあります。
しかし、スイカの血糖負荷は、豊富な食物繊維のおかげで非常に低いです。
このブログが、スーパーで買い物をする時に、スイカを買う十分な情報を提供できれば幸いです。
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